まだまだこれから
すっかり話題の新鮮味に欠けていますがまあそんなのはいつものことです＾＾
２０１１年２月１２日土曜日昼公演の発表。
きすまいがＣＤデビューするということ。
それは、わたしの趣味に関する幾つかある大きな夢のうちの、実現に限りなく近いと思っていたことの一つで。
特にここ数年…単独１ｓｔコン以降は『夢』はもうほぼ限りなく『実現する未来』に接近していて、今年のカウコンに彼らが登場してからはそれは確信に変わっていた。
最年少のせんちゃんが成人する年。
絶対、今年ある。
むしろ今年でないとしたら、もう無い、ぐらいの確信だった。
覚悟はしていた。
飛び立つきすまい好きとしても、送り出すえびっこ好きとしても。
していたはずだった。
代々木では３歳の頃からの幼馴染みで関西担の友人と発表の時を迎えた。
『きすまいこんに行ってみたい』と兼ねてから言っていた彼女は、きすまいを生で見るのは代々木のえいとこんに急遽あのこたちがついたとき以来、２回目だと言っていた。
メンバーから『今日は取材のカメラが入っている』と告げられたとき、胸騒ぎがした。
強く強く願っていたことが、実現の時を告げられる気配がした。あれほどに願っていたはずなのに、わたしは思わず『やめて』と呟いていた。
『夢』だったそれは、ついに『現実』になった。
拳を高く突き上げ肩を抱き合うメンバーに、悲鳴、歓声、すすり泣く客席の女の子たち。
なんだか、『現実』の方がよっぽど『夢』みたいだった。
次の公演が始まるまでの間、「生で見るの２回目なのにこんな時に立ち会っちゃうなんて」と驚く幼馴染みと共に、わたしは『そうかあ…』『そうだよねえ…』『まあ今年だよねえ…』と呟き続けていた。
あの発表から一週間経った今でもこの感情が何なのかうまく説明できそうにないんだけど、これってえびっこの存在だけが理由でもないような気がするんだよな。
ギリギリのところで均衡していた何かがついにバランスを崩したような、そんな不安感。
ほんとにほんとにだいすきだったんだ、『えびきす』っていう対になるくくりが。はっしが入る前の１１人だった時代から…ひいては４対４の８人だった時代から。それが変わってゆくことへの恐怖感が『やめて』の言葉に現れてしまったのかもしれない。
あれほどにみんな望んできたことなのに、真っ先にお祝いの気持ちが出てこなかったことが心から申し訳なくて情けなくて。そんな自分に数日落ち込んで鬱々とした時間を過ごしていた。
翌日、スポーツ新聞を買いにコンビニへ行った。６紙で合計７７０円。かつんの時に『全部買い』常習で覚えた種類と値段。
なかなか大きな記事らしいと小耳に挟んではいたけれど、その扱いの大きさに驚愕する。
喜びに満ちた表情でガッツポーズをする７人の姿に『メジャーデビュー』という大きな文字が並んでいる。
中身を読んでも全然頭に入ってこなくて、ただ、各紙にせんちゃんの愛称だと書かれている『がっちゃん』に強烈な違和感を覚えた。
新聞を部屋の机に大きく拡げたまま、翌朝。
ぼんやりした頭でＷＳ録画してやろうと張ってたんだけど渡り廊下とグラミー賞の話題ばかりで肩透かし。結局めざましで見て、わたしが会社に出掛けてからズムインとうららでゲット。
ＷＳでは思ったより扱いが大きくない世間とメディアに少ししょんぼり。わたしにとっては、見える世界の色が変わるくらいの大事件なのに。
まだ曲もできてない時点での発表だとこんなもんなのかな。
ま〜だまだこれから〜（これからこれから！！）ってことなんだろうな。
きすまい、デビュー決定おめでとう。
遠回りしてごめんね。正直まだまだ実感湧かないけど、回り回ってやっと『おめでとう』が言えそう。
あのこたちが目指してきた、わたしたちが想い描いてきた、『デビュー』って一体なんなんだろうな？今回、かつんのときともじゃんぷのときとも違った気持ちできすまいのその発表のときを迎えた。
ただひとつわかるのは、これはゴールでも終わりでもなくて、ここからまた始まりだってこと。
やっと将来のある程度の安定が見えて安心することもあるでしょう。レールに乗せられて戸惑うこともあるでしょう。でもどんなときが来てもきっと、これまでに積み重ねてきた経験が役に立つから。
だからどうか、ローラーで走るときみたいに、あのこたちのオリジナル曲の数々にある前向きな歌詞のように、誰も追い付けないくらいのトップスピードで、まっすぐ未来に向かって駆け抜けていってください。自分たちのために、ファンや家族のために、そして、後輩や今後デビューしてゆくであろうひとたちの将来のためにも。
堂々と華麗に駆け抜けていってください。きすまいちゃんたちにはそれができるだけの力量と魅力があるから。
せんちゃん、にかにか、たまちゃん、みやっち、たいちゃん、わった、きたやまさん。
きすまいのみんな、きすまいファンの皆様、改めて本当におめでとうございます。
これからどんな新たな世界で輝いていくんだろうね。それを見届けられることが本当に楽しみ。
せんちゃん、その力強く素敵なダンスの魅力をもっとたくさんのひとに届けられるといいね。
にかにか、やんちゃで憎めない魅力はオトナになっても大事にしてね。せんちゃんと仲良くしてほしいけどサービスは程々にね。
たまちゃん、愛されて大事にされるのが似合うひと。これからも沢山きらきら振り撒いてね。
みやっち、もっと自信持ってのびのび生きていいんだよ。ただ、君の尊敬する先輩(＝T-氏)は何か間違っています(笑)
たいちゃん、『藤ヶ谷父さん』からよくぞここまで上り詰めた。あんたこそじゃにーずらしいじゃにーずだと思うよ。
わった、色々あったね、よく諦めないでここまで来れたね。視野が広い頼れるアニキなところも、カミカミな可愛いところもみんな大好きだよ。
きたやまさん、可愛い顔して君がどっしり引っ張ってきたから安心していられた。これからもよろしく頼むよ。
彼らが踏み出す新たな一歩が必ずしあわせな未来に続いていますように！！！！！！！
そして、あとに続くこたちも必ずしあわせな未来へと歩んでいけますように！！！！！
次は本件前後に関してえびっこsideのお話をする予定です＾＾
