あの空が青いから

昨夜は2時頃眠りに落ちるその瞬間まで、今朝は5時頃起きたその瞬間から、脳内で『僕に聞くのかい』が回っててふんわりしあわせです。


♪なぜここにいるのか この僕にきくのかい
♪答えは簡単さ あの空が青いから


この節を歌うとつが本当に柔らかくて優しくて、思い出すだけでこちらも優しい気持ちになります…


トツカの死の在り方、生き様はやはり色々と考えてしまうよね…
キタヤマはトツカの死後にみんなでトツカの日記を読んで、それから彼の死を嘆くのをやめたようなことを言っていたけど。
それは共に過ごした『仲間』であり、同じストーリーの中の同じ次元にある人物だから言えることなのであって。
ストーリーの傍観者であるわたしは『トツカは他に帰るところもなかったし仲間と過ごしたあの場所で生きた意味を見つけて仲間のこれからのために死に行くことができてしあわせでした』はいそうですか、とは納得できないんだよね…


かといってトツカは不幸な死に方をした、と嘆くつもりもないけれど。
でも彼の死が正解だったとも思わない。不思議と優しい喪失感。


どうしても彼は死ななきゃならなかったのかな…彼も生きてこれからの幸せを探すわけにはいかなかったんだろうか。*1
トツカは決して恵まれた境遇ではなかったかもしれないけれど、不幸ではなかったと思うよ。
若くして命を落としたけれど、それでも死の瞬間に彼が自分の人生に感じていたのは“不幸”ではなかったと思う。それはそうだけれど。



トツカの目から世界を見つめたら、どんな風に見えるんだろう。



ステフォの一枚一枚を見ていても、劇中のフォトは「とっつー」じゃなくて「トツカ」の顔をしているのがいとおしいなと思います。
何度も言ってるけど、個人的には三郎以来の当たり役だと思います。
ひととの関わり合いの中で様々な発見をして、コドモみたいにきらきらした瞳でその発見を受け入れていくところは、三郎にもトツカにも共通していとおしい。



あと2日で終わってしまうのは悲しいなあ…はじまりがあれば終わりが来るのは常だけど。

*1:「それじゃストーリー成り立たない」とかいうツッコミは無用です^^既にわたしの中では「物語の中の一人物」という存在を卓越しました^^